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ダンプ辻のキャッチャーはつらいよ

連載ダンプ辻コラム 第161回「1億円をふいにした僕は運が悪いかそうでもないか」

 

公私ともお世話になったという村山


いつも2人だった


 次が最終回ですけど、盛大にいきませんか、10ページくらいでドンと! えっ、いつもと同じ1ページでおしまい? まあ、いいでしょう。それも僕らしいかな。

 振り返ると、運、不運、両方があった野球人生でした。中塚中3年の9月26日、担任の小笠原孝子先生同席で、高校(享栄商高)の野球部長とお会いし、そこで入学が決まりました。学費は免除で生徒会費100円と名古屋の市電の定期代1カ月360円だけの高校時代でした。小笠原先生は結婚して富士山の近くに引っ越し、僕も結婚してからよく車で遊びに行ったものです……。

 えっ、そんな昔から振り返ったら終わらない? 今回は僕のお世話になっていた人のことを話そうと思っていたのですが、確かにそうですね。じゃあ、「2」の話をしましょうか。

 プロでは、ずっと二番手捕手だった僕の変わり目には、なぜかいつも2人がいた、という話です。

 高校時代もいろいろあったのですが、そこは端折ります。社会人の西濃運輸時代・・・

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