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MLB通信2023 頂点を目指す日本人メジャー

ブルージェイズ・菊池雄星 いい夏になっている「遅い球を打たれると悔いが残るが、開き直って使い、いまは自信を持って投げられる」

 

自信を持ってマウンドに上がっている。緩急を使いながら、首位争いをするチームの中で先発ローテを守り、自身最多の8勝目も挙げた。今年は本当にいい夏を過ごしている。
文=樋口浩一 写真=Getty Images
成績は現地時間7月30日現在

緩急と高低差を使いながら、強豪ドジャースの打線を6回1失点に抑え8勝目を挙げた


【投球成績】2023年_21試合8勝3敗、109.1回116振、防御率3.79

 安定感のある投球を披露した。現地時間7月26日、菊池雄星がメジャーで自己最多となる8勝目を挙げた。敵地のドジャース戦。序盤はピンチが続いたが、6回を1失点にとどめた。

 1回。ベッツ、フリーマンの連打で無死一、二塁とされる。そこからマルティネス、テーラーを連続三振、マンシーを二ゴロに打ち取って切り抜ける。2回には二死満塁となるも、フリーマンを3球三振に仕留める。5回には死球と四球で無死一、二塁としたが・・・

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