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平野謙×松沼博久 『雨のち晴れがちょうどいい。』発売記念トーク【中編】

 

8月7日、都内・西荻窪の『今野書店』で、平野謙さん著『雨のち晴れがちょうどいい。』の発売記念トークショー&サインお渡し会を開催。サプライズゲスト、松沼博久さんの登場もあって大いに盛り上がった。今回はその中編だ。
構成=井口英規
【前編】はこちら

トークショーの模様。右が兄やん、左が平野さん。兄やんが徐々に主役になっていく?


あいさつは重要です!


松沼 強いチームって守りがいいよね。

平野 うん、それは絶対。

松沼 だからさ、西武は平野謙がいるだけで強いチームになったんだ。しかも、センターに秋山幸二がいて、右中間は鉄壁でしょ。内野にはセカンドに辻発彦、ショートに石毛宏典がいてね。一塁の守備は大したことなかったかな(笑)。

平野 キヨ(清原和博)もヘタじゃなかったよ、守備範囲は広くなかったけどさ。俺が入ってすぐ石毛はサードに移ってショートは田邊徳雄、守備固めに奈良原浩で、あの2人もうまかった。捕手は伊東勤がいたし、当時の西武は、レフト以外は、ほぼほぼ不動だもんね。

松沼 今は入れ替えてばかりのチームもいるけど、本当に強いチームはスタメンが固まっているよね。そうだ、NPBの監督はやらないの?

平野 兄やんが監督になったらコーチで呼んでよ。俺、監督の器じゃないから。

松沼 今、山岸ロジスターズでやってるじゃない。この間、コーチに行ったけど、すごくいいチームだと思ったよ。

平野 でもさ・・・

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