8月に入りあれよ、あれよという間に10連勝。そしてついにマジック29が点灯。やや独走気味になりつつある阪神タイガース。「アレ」に向けてカウントダウンに入っていくが、そこまでの道のりで、多くの若手が起用され、結果を残してきた。ここではこれから先の「アレ」へ大事な、本当に大事な局面で活躍が期待される満25歳以下の若虎たちの期待値を見ていく。 成績は8月21日現在 写真=BBM 好循環が「アレ」を後押ししている。阪神の幹の部分はしっかりと出来上がっている。一番・
近本光司、二番・
中野拓夢、四番・
大山悠輔、八番・
木浪聖也。それぞれが打線で機能し、守備でもその役割をこなしている。投手陣では特に中継ぎ、抑え。
岩貞祐太、
加治屋蓮、抑えの
岩崎優が安定感のある投球を見せている。
このレギュラーの幹がしっかりしていることで、安定した戦いを続けており、首位をキープ。ついに8月16日にはマジック29が点灯した。「まだまだ全然、関係ないよ。そこまで先は見てないからなあ。一つずつ勝っていくだけやんか」と
岡田彰布監督。その言葉どおり、奇をてらう采配や起用があるわけではなく、普段どおりの指揮を振るっている。
その中で、若手をどんどん起用し、彼らが活躍をすることで、枝葉が広がり勝利をつかんでいる。開幕当初、中継ぎ起用だった
村上頌樹を先発で起用。一度も二軍に落ちることなく、今では防御率争いをするまでになった。一方で、
西純矢、
才木浩人の両右腕に対して、好不調を見極め二軍で調整をさせながら起用し、結果を出している。
青柳晃洋、
西勇輝と昨年まで実績のある2人の調子が上がらない中、
大竹耕太郎、
伊藤将司を含めたこの5人が先発陣をけん引。24個の貯金をつくっている。
中継ぎ陣も二軍での調子を見極めながら・・・
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