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廣岡達朗連載「やれ」と言える信念

廣岡達朗コラム「原辰徳監督が辞意を固めるなら、フロントは放り出せ」

 

9月3日、DeNA戦[横浜]で本塁打を放った丸を“マルポーズ”で迎える原監督はじめ巨人ナイン


 9月に入ると、優勝争いと同時に、クライマックスシリーズ(CS)の出場権争いが注目される。

 CSはアメリカのマネをした制度に過ぎない。メジャー・リーグにはそれをやるだけの意味がある。球団の数が違う。日本は12球団だ。にもかかわらず3位まで日本シリーズへ行く権利があるというのはナンセンス。CSをやれば観客を呼べるという安易な金儲け主義である。

 1年間、ペナントレースを戦って優勝するのは大変なことなのだ。今の制度があれば優勝するために一生懸命にやる意味がなくなってしまう。

 4位の巨人は9月1日からの3位DeNAとの3連戦で負け越し。1、2戦目は大敗を喫した。

 岡本和真は3試合連続のホームランとなる37号を放つなど今ごろになって本塁打を打ち出しているが、チームが優勝争いをしていなければ何の値打ちもない。

 2013年にヤクルトの助っ人バレンティン王貞治のシーズン最多本塁打記録の55本を抜いたが、チームは最下位。その後・・・

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