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廣岡達朗連載「やれ」と言える信念

廣岡達朗コラム「杉内俊哉、二岡智宏…巨人・阿部慎之助新体制のコーチ陣、彼らはやると思う」

 

秋季練習での阿部監督


まずは体づくりから始める


 巨人軍は紳士たれ。

 アメリカに追いつけ、追い越せ。

 初代オーナー正力松太郎の遺訓である。その下で巨人のフロントは首脳陣、選手、スタッフに仕事を与えている。

 阿部慎之助新体制の巨人のコーチ人事が明らかになった。

 投手チーフコーチの杉内俊哉は、かつて「巨人はランニング量が足りない」と言った。彼が育ったソフトバンクと比べて、体を鍛えていないということだ。当時の巨人はすでに練習が楽になっていた。そこを問題提起した杉内は大したものだった。

 ウエート・トレーニングばかりやっているから巨人の選手は全体的に脂肪太り。われわれの時代から10キロは重い。だからバランスの悪い体形になる。ユニフォーム姿が美しくない。私はウエートを否定しているのではない。あれは練習をやって足りないところを補うためにやるべきもの。ウエートさえやっておけば良い、と教えるから間違うのだ・・・

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