ほかの監督に比べ勉強している岡田監督
阪神が日本一を達成した。
私がこの連載で指摘してきたことを今年の阪神は実践した。
[1]打順・ポジションの固定化
[2]センター中心に打ち返す打撃
[3]捕手が投手を育てる
捕手はシーズン途中に
梅野隆太郎がケガで離脱したが、代わった
坂本誠志郎が投手陣をよくリードした。
岡田彰布監督は確かに
オリックスで監督を経験し、ほかの監督に比べれば勉強している。だが、裏を返せば、それだけ
巨人が弱かった証拠だ。私の感覚では、阪神は歴史的に2位か3位のチーム。巨人がだらしないから楽に勝てたのだ。
前巨人監督の
原辰徳は父親(原貢氏)が亡くなってからタガが外れた。自分が使いやすい選手を都合よく使った。ポジションをあちこち動かし、足の速い選手を代走専門のように起用。攻守走三拍子そろった選手に育てようという考えがない。これでは原が育った東海大相模高、東海大の名が泣く。母校の名誉のためにも頑張らなければいけない。人間、死ぬまで勉強だ。
「巨人の野球」を復興させるべき
このオフ、巨人は3日間で2件のトレードを成立させたと報じられたが・・・
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