第96回選抜高校野球大会は3月18日から13日間、阪神甲子園球場で行われる。出場32校が選出される注目の選考委員会は1月26日。同大会から新基準のバットが採用され、野球が変わると言われている。
取材・文=小中翔太

21世紀枠は1減の2校選出

　センバツ選考委員会は2024年1月26日に行われる。例年どおり32校が選出されるが、一般選考枠の増枠分は「東北2→3」「東海2→3」で、明治神宮大会で星稜高(石川)が優勝したことにより、北信越が「2→3」となる。なお、昨年まで中国・四国の「5」(残り1枠は両地区で比較)だったのが、中国2、四国2へ。また、21世紀枠は従来の3校から1校減。23年12月8日に9地区からの推薦校が発表され、当日は2校が選出される。

　センバツ大会から運営面で大きく変わるのは、登録選手が2人増の20人になること(夏は23年から)。また、新基準のバットが導入される。従来よりも飛ばない形状となっており、長打力が全盛だった高校野球の形が変わるとの声も出ている。

ビデオ判定についても議論

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