歴史的瞬間が訪れた..。今季からプロ野球ウエスタン・リーグに参加するくふうハヤテベンチャーズ静岡が1月25日本拠地を置くちゅ〜るスタジアム清水でキャンプイン。プロ経験者10人を含む、36人での船出となった。一足早く球春到来!! 静岡の地で新たな挑戦が始まる。 取材・文=志村海 写真=桜井ひとし 新外国人3人は不在だったが33名がそれぞれの決意を持ったキャンプインとなった
打って守って走って 勝色ユニフォームが躍動!
「これからの道は険しいと思うが、そこで皆さんに『ネバーギブアップ』。この言葉を贈ります」
午前9時40分。記念撮影を終えセンター定位置に円陣をつくると、
山下大輔GM(元大洋、現
DeNA)がそう選手に言葉を掛けた。続いてチームの初代監督に就任した
赤堀元之監督(元近鉄)は「皆さんはNPBを目指す挑戦者だが、プロである以上はチームとしては勝たなければならない。勝つためにはどんどん挑戦してチームを盛り上げてほしい」と力強い言葉で語った。
今季よりウエスタン・リーグに参加するくふうハヤテベンチャーズ静岡(以下くふうハヤテ)は本拠地となるちゅ〜るスタジアム清水で1月25日、キャンプインした。プロ野球において、球団増を伴う形でチームが新設されたのは1958年以来、66年ぶり。日本の野球史に新たな1ページが刻まれた日にNPB経験者10人を含む36人での始動となった(外国人3人は不在)。
雲ひとつない快晴と絶好のキャンプ日和となった初日は午前10時から練習がスタート。前日の新入団選手記者会見で披露された、白地に「勝色(かついろ)」と称された濃い藍色のピンストライプが入った真新しいユニフォームを身にまとった選手は入念なストレッチを行ったあと、瞬発系のトレーニングなどで汗を流した。
その後はキャッチボールや打撃練習が行われ、
巨人の巡回打撃コーチなどを歴任した
内田順三打撃アドバイザーは「今日の指導はいつもの30%ほどですね」と言いながらも・・・
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