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2024 Spring Report

<2024 Spring Report>ロッテ・石垣島キャンプはチーム内の競争激化でレベルアップ進行中

 

昨年は夏までパ・リーグの首位争いに参加し、最終的には2位に終わったロッテ吉井理人監督就任2年目の今季の目標は優勝しかなく、チーム内での競争も激化。12球団で最も南(西)で行われている沖縄・石垣島の春季キャンプの様子をリポートする。
写真=高塩隆

内野手同士の競争が熱い。一塁の練習に励む安田尚憲[後ろは井上晴哉]。2月16日にはソトも来日した


【POINT 1】内野陣をシャッフル


 17年目の石垣島キャンプ。気温26度の南国で選手たちが汗を流した。心機一転、今年から導入のファームユニフォームを一、二軍にかかわらず全選手、スタッフが着用。吉井理人監督が「一軍のピンストライプに重みを出したい。一軍に入らないと着られない」と思いを込め、全員が同じラインからスタートを切った。

 新たなポジションに挑む選手たちの姿が目立った。

 指揮官が就任2年目の今年は内野手シャッフル構想を掲げ、遊撃手だった藤岡裕大が二塁、二塁手だった中村奨吾が三塁に転向。三塁手の安田尚憲は一塁にも挑戦する。一塁が主戦場であるDeNAから移籍のネフタリ・ソトと守備位置を争う安田は、キャンプ中の早出では一塁の特守に取り組み、投内連係では一、三塁の両方をせわしなく動き回った。

「両方やっていく中で景色が違うので、最初は慣れるしかない。いつも以上に一塁の量も増えているし・・・

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