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オープン戦リポート2024 セ・リーグ編

<オープン戦リポート2024>阪神vs巨人・伝統の一戦、前哨戦もまだまだ本気モードはなし

 

3月10日、甲子園で伝統の一戦が行われた。4万1129人の観客が訪れた中、1点差ゲームで巨人が勝利し(5対4)阪神は9連敗を喫した。開幕カードでもある宿敵同士であったが、まだ3月上旬ということもあり、お互いの選手個人個人の調整の場としての戦いでもあった。本気モードは3月29日に持ち越された。
写真=早浪章弘

開幕戦で対決するライバル同士。この日は監督同士がお互いに笑顔であいさつ


振るいにかける段階


 結果としてみれば阪神が9連敗という試合だった。シーズン開幕前の地元・甲子園で最後のオープン戦。さらに開幕戦で当たる宿敵・巨人が相手ということもあり、4万1129人と満員で膨れ上がったファンの前で勝利は届けられず4対5で惜敗した。

「まだまだリリーフを振るい落とすというか、誰にするのか決めている途中だから。そんなん、まだまだよ」と阪神・岡田彰布監督は9連敗も意に介さない。それよりも苦言を呈するのはリリーフ陣が四球を出して失点をすることだ。

 リーグNO.1の投手陣であることには変わりない。現状で10人以上の中継ぎが一軍入りを争っている。その中でシーズンは8人に絞り起用することを明言しているのだ。そこで実戦で結果を出した者を残していく方針としている。

 この日も8連敗は関係なく・・・

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