何かとナ・リーグ西地区の話題が多い。何せ今週はパドレス対ドジャースの開幕戦が韓国で行われるからだ。しかし、ほかの地区に目を向けるとア・リーグ東地区が強豪だらけで群雄割拠の状況となっている。その中で、生き残りをかける投手と主軸として重責を担う日本人メジャー2人に迫っていく。 写真=Getty Images 開幕へ向け修正中
まだまだ打撃調整中の吉田。レッドソックスの3年連続最下位の不名誉は、この男のバットで阻止する
同じ東地区で2年連続最下位となったレッドソックス。その主軸打者として開幕を待つのが
吉田正尚だ。「レベルアップは毎年当たり前。去年の自分より今年、昨日の自分より今日と、一日一日成長できるように。ちょっとずつ進歩していけるようにと思っています」とメジャー2年目もいつもと同じ思いでシーズンに臨む。
今季はチームの方針からDHとしても打席に立つことが多くなりそうだ。開幕まで残り約2週間となった中で、打撃は依然として調子が上がっていない。3月15日のツインズとのオープン戦に四番・左翼で出場。第1打席で四球を選んだが、そのあとの3打席は一ゴロ、遊ゴロ、遊ゴロとすべてゴロアウトとなった。これには「修正できなかった」と、ボールの上をたたいてしまったという。
この試合でオープン戦打率は.222。現在は左翼を守っているが・・・
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