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【ちくご情報局】ソフトバンク・三軍遠征REPORT〜BCL交流戦〜/『ひな丸Tシャツ2025』デザイン発表

 

四軍制を敷き、育成選手だけでも50人以上が在籍するソフトバンク。本連載では、若鷹たちが二〜四軍で切磋琢磨して成長していく様子や、『HAWKSベースボールパーク筑後』で行われるイベントなど、筑後をメインにしたファーム情報を、たっぷりお届けしていきます!

茨城→福島→群馬→栃木の長期ロード チャレンジ精神でつながる明日


4月19日の茨城戦[ヨシダ]で“プロデビュー”を果たしたドラフト4位ルーキーの宇野


 実戦の中でしか得られない経験がある。三軍は4月19日から9日間の長期ロードを敢行。独立リーグ・BCLの4球団と交流戦を行った。

 今季より三軍の指揮を執ることになった斉藤和巳監督によれば、三軍のテーマは『考える』。今よりうまくなるために、良くなるために、「みんなでいろいろなことを考えて、いろいろなことにチャレンジしながらやっていこう、と。チャレンジした結果には、たくさんのプラスがある」。もちろん、チャレンジした結果がすべて成功するとは限らない。ただ、そこでの失敗も、選手たちが成長するための重要要素だ。

 春季キャンプ中に右肘、左手首を痛めてリハビリに励んでいたドラフト4位ルーキー内野手の宇野真仁朗は、4月19日の茨城戦(ヨシダ)で初実戦に臨んだ。「いろいろ感じられた。どんどんチャレンジしていきたい」と意気込む。ひと足先にリハビリ組を卒業して実戦登板を重ねる同3位ルーキー右腕の安徳駿も、「今が楽しい。コントロールや真っすぐの質を見てもらえたら」と持ち味を語る。

 2年目以降の選手たちは、おのおの目標と向き合いながら「結果」も追い求める。育成3年目捕手の盛島稜大は「打撃では力まず、守備ではフレーミングを意識しながらやっています」。同2年目内野手の中澤恒貴は出場を重ねる中、「プロのスピード、キレに対応することが大事」と打席に向かう。

 同期の佐倉侠史朗(内野手)が大事にするのは「1スイング目」。いい形で試合に入り長打力を発揮するだけでなく、「声でのアピール」も欠かさない。

 投手陣では・・・

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