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広島が限定ユニフォームのデザインを発表 異色コラボのアメフト風デザイン 8月の中日戦2カードで着用

 

4年ぶりの限定ユニフォームは、背番号を前面にも大きくあしらったインパクト大のデザイン。アメリカンフットボールとの異色のコラボで、暑い夏を力強く、ファンとの一体感を一層増して戦い抜く。

限定ユニフォームを着用し、試合への意気込みを語った小園、末包、栗林[左から][写真=井沢雄一郎]


 ガッツあふれるプレーで攻める!? 広島が7月8日、4年ぶりとなる限定ユニフォーム『アメフト風ユニフォーム』をお披露目した。8月1〜3日、同22〜24日のいずれも中日戦(マツダ広島)の計6試合限定で、監督、コーチ、選手が着用する。

 コンセプトは、野球とアメリカンフットボールの異色コラボレーション。今春、キャンプなどで選手が着用して話題となった人気の球団グッズ『アメフト風Tシャツ』から着想を得てデザインされた。チームカラーの赤を基調とし、アメフトらしさを表現するため“濃い赤”と“鮮やかな赤”の2つの赤を採用しているという。

 背番号を背面だけでなく体の前面と両袖にも配し、ボタンがないことも大きな特徴。黄色をアクセントに使うことで特別感を演出した。胸元にはエンブレム風の『Carp』ロゴや野球ボール柄のアメフトボールのマークを配置。エンブレム風のロゴには、9回のリーグ優勝、3回の日本一を表した9つの星があしらわれている。

 お披露目の会見には、栗林良吏末包昇大小園海斗が登場。アメフト風ユニフォームに袖を通し、小園は「ボタンがないことで、ヘッドスライディングをしたり飛び込んで捕ったりするときにガーンと(ブレーキに)ならないので、いつもより守備範囲が広くなるんじゃないか」と感想を述べた。

 アメフト好きでもある末包は「入団して初めての限定ユニフォームなので、着てプレーできるのがとても楽しみ。アメフトはパワーだけじゃなくて緻密(ちみつ)なプレーもたくさんあり、野球と似ている部分もある。豪快な部分は僕のホームランを見ていただいて、緻密な作戦も併せてチーム全員で、勝てるように頑張りたい」と力強く語る。

 昨オフの契約更改の席で球団にサードユニフォーム作成を要望していた栗林は、「球団の皆さんが盛り上がりの機会を作ってくれて、あとは自分たちがしっかり、アメフト選手のように力強くパフォーマンスを出すだけ。ファンの皆さんと、みんなで勝利を喜び合えるように頑張りたい」と誓った。

 広島の限定ユニフォームは、2021年にキャッチフレーズにちなんだ『バリバリバリユニフォーム』、サッカーJ1・サンフレッチェ広島と共同で互いのチームカラーを取り入れた記念ユニフォームを作成して以来。また、今季は、恒例の『ピースナイター』として開催する8月13日の阪神戦(マツダ広島)で、胸に『Peace』の文字をあしらった特別ユニフォームを着用することも発表されている。

 アメフト風ユニフォームやレプリカなどの関連グッズは、球団公式オンライングッズショップで販売中。マツダスタジアムグッズショップでは、7月26日の午前10時から販売される。
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