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<熾烈なパ・リーグ優勝争い>ソフトバンクはM11に 追う日本ハム!

 

阪神が9月7日に独走でセ・リーグ優勝を決めた一方で、パ・リーグは最後まで行方の読めない熾烈なV争いとなっている。7月31日から首位を守り続けているソフトバンクは、9月5日に初めてマジック18を点灯させ、優勝へ前進。しかし、2位・日本ハムも勢いを落とさず、白星を重ねる。デッドヒートが続くパ・リーグは、最終局面を迎えている。
写真=佐藤真一、高原由佳

9月13日のオリックス戦[京セラドーム]で9回に2点を奪って逆転勝利を収めたソフトバンクナイン


ソフトバンク・先発10勝カルテットで2勝2敗


 チームの命運を握る先発10勝カルテットが続けてマウンドに上がった。9月9日の日本ハムとの直接対決(エスコンF)で先発を任されたのは今季チーム二番目の10勝を挙げたL.モイネロ。しかし、3回に2点を失うと立て直すことができず、最終的に5回2/3を投げ、今季最多の7失点でマウンドを降りた。続く11日のロッテ戦(ZOZOマリン)でも、12勝左腕の大関友久が2回4失点と大誤算。二番手の上茶谷大河も3回5失点と崩れ、チームは7日の楽天戦(みずほPayPay)から3連敗を喫した。

 嫌な流れで迎えた13日のオリックス戦(京セラドーム)。11勝を挙げている上沢直之が、7回を2安打無失点の圧巻の投球を披露。悪い流れを断ち切る。8回に松本裕樹が1点を許したが、9回に犠飛と相手守備の乱れで2点を奪い2対1の逆転勝利で4年連続のCS出場を決めた。小久保裕紀監督は「頼りになります」と右腕の快投を絶賛した。

9月13日のオリックス戦[京セラドーム]で7回を投げ、2安打無失点に抑えた上沢


 翌14日の同カードの先発を任されたのは11勝の有原航平。3回に3点を奪われながらも4回以降は修正し、7回を投げ抜いた。6回に打線がつながり4得点を奪い、最後は杉山一樹が締め、4対3で勝利した。

9月14日のオリックス戦[京セラドーム]で粘りのピッチングを見せ12勝目を挙げた有原


 エース格の4本柱が先発し、大量失点というまさかの出来事があったが、最終的に2連勝でマジックを2つ減らすことに成功した。20日からは9連戦を控えているが、リーグ屈指の投手陣を武器にリーグ優勝を引き寄せる。

日本ハム・接戦制する粘り強さで強敵を猛追


 首位・ソフトバンクとのゲーム差4で迎えた9月9日の直接対決に勝利し、優勝争いに踏みとどまった日本ハム。ライバルから挙げた白星で勢いをつけて、11日のオリックス戦にも勝利しゲーム差を2としたが、金曜日からの本拠地・エスコンFでの対西武4連戦の初戦は3対7で落としてしまった。

 嫌なムードを払拭したい日本ハムは翌13日の試合で今季9度目のサヨナラ勝利。9回に同点に追いつかれるも、延長11回二死満塁で清宮幸太郎が中前へサヨナラ打を放った(写真)。

9月13日の西武戦は9回に追いつかれるも、延長11回二死満塁で五番・清宮幸[左]がサヨナラ適時打。優勝へと希望をつないだ


 14日も前半3点をリードする展開も、先発・福島蓮が6、7回に2本塁打を浴びて1点差まで迫られるなど、2試合連続での薄氷の勝利となった。15日も勝利したが、ソフトバンクも連勝しゲーム差を縮めることはできなかった。

 もはや1つも負けられない状況だが、今季11セーブの守護神・柳川大晟が腰の張りで12日に登録抹消。それまで無失点だった上原健太も、柳川に代わる抑えとして登板した13日の試合で9回に2失点するなど、リリーフ陣が懸念材料だ。一方で主砲・レイエスは30本塁打に到達し、清宮幸も9月は打率3割超えと打撃陣は好調。いずれにせよ、しびれるようなゲームを勝ち抜き、大敵に食らいついていくしかない。

■9月以降の両チームの対戦スケジュール

※日本ハムの試合結果のあとのマイナス数字は首位とのゲーム差

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