昨年と同じ顔合わせとなったパ・リーグのCSファイナルステージ。ソフトバンクが第1、2戦で勝利し、昨年と同じく3連勝で勝ち抜けとなるかと思われた。しかし、第3戦で日本ハムの攻撃陣が覚醒し、主砲・レイエスを中心に快打を連発。3勝3敗と並び、日本シリーズの出場権を懸けた勝負は第6戦で決着することになった。 写真=湯浅芳昭、毛受亮介
※ソフトバンクが第6戦を制し日本シリーズ進出を決めた ソフトバンク 2勝(アドバンテージ3勝) 日本ハム 3勝 2連敗から3連勝
パ・リーグのCSファイナルステージは昨年と同じ顔合わせとなる1位・ソフトバンク、2位・日本ハムの対戦となった。昨年は13.5あったゲーム差が今年は4.5ゲームまで縮まり、直接対決の戦績もソフトバンクが13勝12敗で勝ち越しもほぼ互角。ファイナルで3連敗した昨年よりも力を蓄えた日本ハムは、CSファーストステージ第1戦を
伊藤大海の力投で完封勝ち、第2戦は終盤の主砲・レイエスの逆転打で制し、2戦無敗で敵地・みずほPayPayへと乗り込んだ。
第1戦、リーグ最終戦から10日ぶりの試合となるソフトバンクは左のエースである
リバン・モイネロを先発マウンドに送る。対する日本ハム先発は高卒4年目右腕・
達孝太。試合は投手戦になり、1対1で迎えた延長10回に
山川穂高のサヨナラ適時打でソフトバンクが先勝する。第2戦も7回までは両軍無得点も、8回にソフトバンク・
柳田悠岐の先制3ランが飛び出して、これが決勝打となった。
崖っぷちに追い込まれた日本ハムだったが、第3戦で風向きが変わる。エース・伊藤の8回11奪三振の快投に引っ張られるように攻撃陣が覚醒し、9安打6得点でファイナル初勝利。目覚めた打線は止まらず、第4戦は14安打9得点、第5戦も8安打7得点の猛攻でソフトバンクから白星を奪った。イーブンとなり、決着は最終の第6戦へと持ち越された。
第1戦 ROUND 1 RESULT シーズン同様、互いに譲らぬ戦いは両チームともにソロ本塁打1本のみで延長戦へ。日本ハムは10回に二死一、二塁のチャンスをつくるも、
水谷瞬が右邪飛に倒れる。ソフトバンクは直後の攻撃で一死満塁の好機に、山川穂高(写真)。初球をたたくと、打球は三塁の頭を越え、劇的なサヨナラ勝ち。アドバンテージを含む2勝目を手に入れた。
■10月15日(水) @みずほPayPay ◆開始時間18時00分(3時間25分)◆観衆4万66人
第2戦 ROUND 2 RESULT 第1戦に続き、両チームの先発がスコアボードに0を並べる。ソフトバンクは8回に一死一、二塁とこの試合2回目の得点圏に走者を置くと、打席には柳田悠岐(写真)。
上原健太が投じた外角の150キロの真っすぐをとらえた打球は左翼スタンドへと吸い込まれる決勝アーチとなる先制3ラン。わずかなチャンスをモノにし、日本シリーズ進出へ王手をかけた。
■10月16日(木) @みずほPayPay ◆開始時間18時01分(3時間7分)◆観衆3万9337人
第3戦 ROUND 3 RESULT 0勝3敗と後がなくなった日本ハムは1回に
郡司裕也の犠飛で先制。4回にはレイエスのソロで1点を追加。7回にも山縣秀のソロ本塁打などで4得点。先発の伊藤大海は8回11奪三振無失点とエースの仕事を果たした(写真)。ソフトバンクは先発・
上沢直之がつかまり7回途中6失点。打線も散発5安打とつながりを欠いた。
■10月17日(金) @みずほPayPay ◆開始時間18時00分(3時間14分)◆観衆4万142人

【勝】伊藤大海[1勝]
【敗】上沢直之[1敗]
【本】[F]レイエス2号(4回ソロ 上沢)、山縣1号(7回ソロ 上沢)
第4戦 ROUND 4 RESULT ソフトバンクが1回に
中村晃の適時三塁打で1点を先制。しかし、日本ハムは3回に山縣秀の適時三塁打で追いつくと、次打者のレイエスが勝ち越しの2ランをマーク(写真)。4回にも水谷瞬のソロ本塁打、7回にもレイエスが再び2ランを放つなど14安打9得点の猛攻。ソフトバンクは6投手をつぎ込むも流れを変えられなかった。
■10月18日(土) @みずほPayPay ◆開始時間14時00分(3時間23分)◆観衆4万142人

【勝】北山亘基[1勝]
【敗】大関友久[1敗]
【本】[F]レイエス3号(3回2ラン 大関)、4号(7回2ラン 上茶谷大河) [H]野村2号(3回ソロ 北山)
第5戦 ROUND 5 RESULT 4回無死満塁で
清宮幸太郎の一ゴロを山川穂高がはじき日本ハムが先制。この回、日本ハムは
矢澤宏太の適時打などで3得点。5回も清宮の2点適時打などで3点を挙げ、試合を優位に進めた。先発の古林睿煬は久々の一軍登板も4回2/3を無失点とゲームメーク(写真)。ソフトバンクは7回に山川の本塁打で1点を返すも反撃には遅く、3勝3敗で並んだ。
■10月19日(日) @みずほPayPay ◆開始時間13時00分(3時間3分)◆観衆3万9410人