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連続写真に見るプロのテクニック

【連続写真】西武・相内誠「バランスを意識してムダを省くことが先決です。ハムストリングスを鍛えればシフトチェンジで変化も」

 

背番号「41」(西武渡辺久信GMが現役時代に背負っていた番号)にライオンズの期待の大きさが見て取れます。ただし、ここまで一軍では思うような成績を残せていないようです。昨季は主に中継ぎで10試合に登板し、今季は再び先発として投げているものの、球宴までに2試合の登板で勝ち星はなく、逆に防御率11.57と厳しい結果となってしまいました。

西武・相内誠



【ポイント】ハムストリングス


 真っすぐに立った写真4につながる一連の流れで、上半身の動きの大きさが気になります。日本の多くのピッチャーに言えることですが、写真1のようにバッターに正対してしまうと、最終的には写真4のように真横を向いて立つわけですから、90度分動かす必要があり、ムダが多くなります。ましてや実績のないピッチャーというのは自分自身の体をまだコントロールできていない選手が大半で、そのせいでボール一個分の制球力を欠いたり、ボールの力をロスしていることに気付いていません。相内選手にも同じことが言えます。例えば・・・

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連続写真に見るプロのテクニック

連続写真に見るプロのテクニック

元プロの野球解説者が現役選手の打撃フォーム、投球フォームを連続写真をもとに解説。

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