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連続写真に見るプロのテクニック

【連続写真】ロッテ・二木康太「ショートアームでトップを作るのが早いのは◎。下半身の使い方と意識の改善で球威アップを」

 

加入3年目の2016年から2年連続で7勝を挙げるなど、先発ローテーションの軸となることが期待された右腕ですが、昨季は好不調の波が激しかったようで4勝にとどまり、伸び悩みが心配されました。今季はここまで7勝。9月19日現在は登録抹消中のようですが、二軍では先発しており、最後にキャリアハイの8勝をかけて一軍先発登板もありそうです。(※9/24に登板し敗戦投手)



【ポイント】ショートアーム


 190センチと上背のある右腕です。セットポジションからのスタートのため、ムダが少なく、写真2では胸番号がヒザで隠れるくらいまずまずの高さまで左足が上がっていると思います。見る限り下半身も出来上がっていますし、写真3までは安定感が伝わってきます。写真では表現し切れませんが、写真3から写真4、写真5とタメがあり、バッターを観察しながら、間(ま)を作ってステップしていくのも良いでしょう。このとき、ハンズセパレーションも早く(写真5)、写真6の脱力の姿勢も問題ありません。

 二木選手の最大の特徴は・・・

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連続写真に見るプロのテクニック

連続写真に見るプロのテクニック

元プロの野球解説者が現役選手の打撃フォーム、投球フォームを連続写真をもとに解説。

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