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連続写真に見るプロのテクニック

【連続写真】中日・大野雄大「上半身と下半身の連動が絶妙なタイミングで行われている。外国人投手のような投げ方も、打点が高く、ボールに角度が生まれる」

 

一昨年(2018年)は未勝利に終わりましたが、昨年は2ケタ勝利には届かなかったものの、25試合に登板して最優秀防御率(2.58)のタイトルを獲得するなど、復活を見せたサウスポーです。9月14日の阪神戦(ナゴヤドーム)で達成したノーヒットノーランは、見事でした。



【ポイント】股関節を支点に加速


 日本では数少ない左のパワーピッチャーです。彼の良いところは、何といっても角度があって、力のあるスピンの効いた真っすぐでしょう。実際、写真13のように、リリースポイント(打点)は高いですよね。昨年はこの真っすぐが強かったことで、結果につながっていったと思います。

 先にそのリリース直前のフォームから見ていきましょう。写真10のように、上背の割に、ステップ幅は広くありませんが、これには理由があります。ステップした右足に注目してください・・・

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連続写真に見るプロのテクニック

連続写真に見るプロのテクニック

元プロの野球解説者が現役選手の打撃フォーム、投球フォームを連続写真をもとに解説。

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