週刊ベースボールONLINE

連続写真に見るプロのテクニック

【連続写真】ヤクルト・塩見泰隆「大振りをしないバッターだが、パンチ力もある。1シーズンプレーしたらどのような成績が残るのか楽しみ」

 

入団から2シーズンは一軍定着とはなりませんでしたが、今春のオープン戦ではチームでただ1人、規定打席をクリアし、打率.302とアピールに成功しました。バレンティン選手がソフトバンクに移籍しており、レフトのレギュラーに最も近い選手です。



【ポイント】上半身の使い方◎


 オープン戦でホームランを放つ場面を見ました。印象としては大振りをしないバッターで、でも、パンチ力もある。1シーズンプレーしたらどのような成績が残るのか、楽しみなバッターだと思います。

 注目してほしいのがグリップの位置(高さ)です。写真1ではアゴのラインにありますが、ここから左足を上げてテークバックを取った写真3でも、トップの写真8でもその高さは変わらず、このラインを意識しているのだと思います。バットを操作する上でグリップを大きく上下動させないのは、動きのムダを省く上で意味のあるもので、塩見選手の特徴の1つと言えるでしょう。重心を落とした始動の形(写真1)も良く・・・

この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

まずは体験!登録後7日間無料

登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。

連続写真に見るプロのテクニック

連続写真に見るプロのテクニック

元プロの野球解説者が現役選手の打撃フォーム、投球フォームを連続写真をもとに解説。

関連情報

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング