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連続写真に見るプロのテクニック

【連続写真】楽天・辛島航「サイズに恵まれていないですが、さばきが良くてコンパクト。バランス、左腕の使い方、角度の作り方に改善の余地あり」

 

私の現役最終年(2010年)に楽天でともにプレーしています。当時、辛島選手は高校から入団して2年目。リリーフでしたが、その2年後の12年から一軍での先発登板を増やし、コツコツと白星を積み上げてきました。過去にはシーズン8勝が3度、昨年は先発にリリーフにとフル回転でキャリアハイの9勝を挙げているものの、2ケタ勝利のカベが高い状況にあります。

楽天・辛島航



【ポイント】安定感を増すためには?


 今、彼に指導をするなら、両足をクロスするスタートをやめるように指示します(写真1)。173センチと上背がなく、決して手足も長いわけではないので、フォーム自体はコンパクトでバランスも取りやすいのでしょうが、同じ左腕でタイプ(緩急と制球力で勝負)も似ている巨人田口麗斗選手もほぼ同じサイズながら、入り方をコンパクトにしてプレートの前でスタートの動作を完結させています。先発としては2ケタ勝利2度、昨季はリリーフで55試合登板と結果を残していますね。辛島選手は10年以上のキャリアがありますが、次のステップに進むために安定感にさらなる磨きをかけることも1つの手ではないでしょうか。

 両足をクロスしても写真4のように右ヒザが胸マークのあたりまで上がるのは良いと思います。グラブ(両ヒジ)を高く上げて、足が上がって来る通り道を作るのは1つのテクニックです。ただ・・・

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連続写真に見るプロのテクニック

連続写真に見るプロのテクニック

元プロの野球解説者が現役選手の打撃フォーム、投球フォームを連続写真をもとに解説。

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