週刊ベースボールONLINE

連続写真に見るプロのテクニック

【連続写真】オリックス・モヤ「軸足が早めに折れて下半身の力を上半身に伝えることができない。腕だけのスイング、悪く言えば、手打ちになってしまっている」

 

超大型のパワーヒッターです。中日から移籍した直後のシーズンは外国人枠などの兼ね合いもあって、オリックスでもコンスタントな出場機会を得られたわけではありませんでしたが、昨季はシーズン後半から一軍に定着。キャリアハイ12本塁打、38打点の活躍を見せました。今季はパ・リーグの首位を走るチームにあって、欠くことのできない1人となっています。もう少し確実性が上がればなお、いいのですが……。

オリックス・モヤ



【ポイント】潜るスイング


 201cmの超大型の選手です。外国人選手によくある上半身打ち、腕の力で持っていくタイプのバッターに分類できると思います。なおかつ潜って打ちにいくのも外国人選手によくある特徴です。モヤ選手は2mオーバーの長身で手足も非常に長い選手ですが、潜ることによってローボールには無類の強さを見せます。一方で、ゾーンが少し上がってしまうと、強いボールには差し込まれ、早いボールには振り遅れてしまいます。

 解決策としては・・・

この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

まずは体験!登録後7日間無料

登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。

連続写真に見るプロのテクニック

連続写真に見るプロのテクニック

元プロの野球解説者が現役選手の打撃フォーム、投球フォームを連続写真をもとに解説。

関連情報

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング