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連続写真に見るプロのテクニック

【連続写真】DeNA・三嶋一輝「身長176cm、80kgのサイズながら150キロオーバーの球速。体の使い方がうまく、軸の倒しとシフトチェンジがきいている」

 

昨シーズンの途中から不調の山崎康晃選手に代わり、DeNAのクローザーを任されている右腕です。昨シーズンは短縮シーズンの中、48試合に投げて3勝5ホールド18セーブは立派。力のあるリリーバーだと思います。

【チェックポイント】[3]両足が交差する×[4]左ヒザが高く上がりバランスよく立てている◎


【チェックポイント】[7]軸の傾き◎ヒップファースト◎


【ポイント】軸の倒し


 2018年以降、丸々3シーズンをリリーフとして投げているのですから、思い切ってセットポジションに変えてしまってもいいと思います。スターターをやっていた名残なのか、バッターに正対(写真[1])する意味をどう考えているのか、本人に聞いてみたいですね。勢いをつけるためだとか、これまでそうしてきたから、という理由であれば、セットにしてよりバランスの良いフォーム、再現しやすいフォームへ思い切って変えてもいいと思います。セットが嫌ならば、セットに近い、バッターに正対しないノーワインドアップもあります。

 ただ、それ以外のメカニックに関しては、さすがに良いものを持っています。写真[4]では・・・

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連続写真に見るプロのテクニック

連続写真に見るプロのテクニック

元プロの野球解説者が現役選手の打撃フォーム、投球フォームを連続写真をもとに解説。

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