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連続写真に見るプロのテクニック

【連続写真】ロッテ・角中勝也「普通では考えられないほどポイントを近くに設定している 下半身、背筋を含めた体の後ろ側に大きな力があるからこそ」

 

2度の首位打者(2012年=.312、16年=.339)に、1度の最多安打(16年=178)のタイトル獲得経験のある巧打者です。現在の日本球界では5本の指に入るほど、インコースのさばきに優れた選手だと思います。過去5シーズンは率がなかなか上がってこず苦しんでいますが、それでもしぶとい打撃は健在で、10年以来のリーグ優勝に向けて首位を走っている今のロッテ打線(今季は13試合で四番も)に欠くことのできない存在です。

【チェックポイント】[1]軸足に重心


【チェックポイント】[7]この顔の向きを保ちたい


【ポイント】近いポイント


 インコースの対応に絶対的な自信があることも1つの要因と言えますが、「三振をしないように」という意識も強いのでしょう。キャリアを重ねるごとに、とらえるポイントがどんどん近くなっている印象です。それでも、インコースの打ち方はうまく、差し込まれたタイミングであっても、クルッと回転して引っ張ってしまうこともできます。基本は後ろに残して近くで打つタイプではあるものの・・・

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連続写真に見るプロのテクニック

連続写真に見るプロのテクニック

元プロの野球解説者が現役選手の打撃フォーム、投球フォームを連続写真をもとに解説。

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