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連続写真に見るプロのテクニック

【連続写真】中日・R.マルティネス「早めにトップの位置を迎え、そこから投げ下ろしていくオーバーハンドのピッチャーの手本となるフォームです」

 

育成契約からスタートし、今や絶対的なドラゴンズのクローザーに成長を遂げました。キューバ代表でも不動のクローザーとのこと。キューバ代表ということで言えば、このR.マルティネス選手の前にソフトバンクのI.モイネロ選手が投げるわけですから、日本代表にとっては怖い存在ですね。

中日・R.マルティネス



【ポイント】高い打点


 ランナーがいない場面でも、まるでクイックモーションのように下半身の動きが少なく、左足ヒザも高く上げることはしません(写真1〜写真3)。左ヒザを最も高く上げて写真3で、日本人のピッチャーならばここを改善ポイントの1番目に挙げるところですが、R.マルティネス選手の場合、外国人選手特有の上半身の強さもあるため、足を上げることで得られるパワーを補えていると考えることができます。

 それでも、私が彼の指導者ならば、「もう少しヒザを高く上げてみなさい」とアドバイスをするかもしれませんね。上げた分、下半身の力も使えるわけですから、そうすれば、・・・

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連続写真に見るプロのテクニック

連続写真に見るプロのテクニック

元プロの野球解説者が現役選手の打撃フォーム、投球フォームを連続写真をもとに解説。

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