新人年からしばらくは先発でしたが、故障に苦しめられることも多く、ドラフト1位の期待に応えられずにいました。その後、右肩痛との戦いから得たという脱力投法が功を奏し、力感のないフォームからキレのあるボールを投げ込むスタイルに変更。昨季はリリーフとして自己最多の54試合に登板し、開幕から8連勝など、新境地をひらきました。防御率1.26、チームトップの26ホールドも立派な成績。唯一の敗戦が優勝争いのさなかの悔しいものとなってしまいましたが、2位となったチームのブルペンを支えた1人と言えます。 【ポイント】脱力投法
セットポジションからのスタートで、足を上げ始めてから写真[6]でホーム方向へ移動するまでに、二段モーションなどで時間を要します。しかし、軸足(右足)を意識しながら写真[3]で真っすぐに立ち、写真[5]で再度左足を高く上げる際には、ホーム方向に進みつつ、軸足股関節にしっかりとパワーを貯めることができています。この辺りは人それぞれ。パッと1回で軸足に乗せることができる選手もいれば、佐々木選手のように二段モーションで解決する選手もいて、タイミング等もありますから、どちらも正解と言えます。アマチュアの選手で軸足にパワーを貯められない方は、参考にできるのではないでしょうか。ただ・・・
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