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連続写真に見るプロのテクニック

【連続写真】オリックス・平野佳寿「MLBを経験したことが一目で分かるフォームです。硬いマウンドへ対応するテクニックは、日本でも生きます」

 

MLBでのキャリアを含めると、17年目を迎えるベテランのリリーバーです。MLBでは2018年からの3シーズンで通算150試合9勝9敗8S、48H、防御率3.69は立派な数字。特にダイヤモンドバックスに在籍していた18、19年は75試合、62試合の登板ですから、とても素晴らしい働きでした。昨年、4シーズンぶりにオリックスに復帰後も、クローザーとして46試合に登板、29セーブでチームの25年ぶりのリーグ制覇に貢献しています。38歳で迎えた22年シーズンですが、NPB通算600試合登板をクリア(4月13日時点)。通算200セーブまで残り12(日米通算だと残りは4)と迫っています。



【ポイント】MLB仕様


 MLBの硬いマウンドを経験したことで、以前よりも右腕の上がりが早くなっているように感じます。写真[10]で左足が着地したタイミングで右手は顔の高さ。いつでも投げられるところにボールがあることが重要です。写真[9]までの流れを見ると、右ヒジがやや背中側に入り込み過ぎているようにも感じますが・・・

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連続写真に見るプロのテクニック

連続写真に見るプロのテクニック

元プロの野球解説者が現役選手の打撃フォーム、投球フォームを連続写真をもとに解説。

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