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岩隈久志の連続写真に見るプロのテクニック

【連続写真】阪神・湯浅京己「角度としなりを生かした真っすぐが特長。進化する可能性を秘めた投球フォーム」

 



 今年から一軍に定着し、セットアッパーを務めています。150キロ以上の真っすぐを上から投げ下ろすタイプの投手で、腕のしなりなどはすごく素晴らしいですし、背の高さを生かし、角度をつけた投球ができています。ただ、もう少し改善すればさらにすごいボールを投げられそうだなと感じています。

 [1]のときに軸足の右足が少し折れて立っていますのでパワーがロスしているように感じます。その後[2]でしっかり立ってはいますが、[3][4]で軸がホーム寄りに倒れようとしています。この倒れ方が早いと、上下でブレが出てきて、コントロールが定まらなくなってしまいます。

 しかし、その斜めに勢いが出てしまった分だけ、[8]の腰にひねりを加えて、さらに右足が前に行かないように我慢してパワーをためているのであの真っすぐが投げられます。

 もう一つ気になるのは・・・

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連続写真に見るプロのテクニック

連続写真に見るプロのテクニック

元プロの野球解説者が現役選手の打撃フォーム、投球フォームを連続写真をもとに解説。

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