週刊ベースボールONLINE

岩隈久志の連続写真に見るプロのテクニック

【連続写真】広島・森下暢仁「粘り強い下半身のパワーにより制球力抜群の球が生み出される」

 



 すごく球持ちが良い、素晴らしい投球フォームです。少年野球で頑張っている子どもたちには、ぜひ参考にしてほしい投手ですね。ボールに角度をつけられ、球持ちが良いという理由を投球フォームを見ながら説明します。体つきは細いですが、リリースまで体の粘りを生かした投球をしていますから、まず体幹がしっかりしていると思います。

 投げるときは軸足に真っすぐ体重を乗せて一本足で立っています[3]。その後ゆっくりと左のお尻から(ヒップファースト)ホームへと移動([4])していきます。そこからゆっくりと足を出していきますが[6]のように右足はしっかりプレートについたまま剥(は)がれません。次の[7]では左のお尻はホームへ行こうとしていますが、体重はまだ軸足に残ったまま我慢しています。そして[8]では・・・

この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

まずは体験!登録後7日間無料

登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。

連続写真に見るプロのテクニック

連続写真に見るプロのテクニック

元プロの野球解説者が現役選手の打撃フォーム、投球フォームを連続写真をもとに解説。

関連情報

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング