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岩隈久志の連続写真に見るプロのテクニック

【連続写真】DeNA・今永昇太「胸は開かず、振りがコンパクト。打者体感は想像以上に感じる」

 



 今季3年ぶりに2ケタ勝利(11勝4敗)をマークしたDeNAのエース左腕です。それだけの勝数を挙げただけの素晴らしい投球フォームをしています。また、この連続写真からは、いかにしてボールを打者寄りで離そうか、という意識も伝わってきます。

 片足で立っているどの写真を見てもしっかりと真っすぐキレイに立っていますよね([3]など)。そのあとは[6]のようにヒップファースト、お尻から出ていく形がつくれていますし、この連続写真を全体で見たときに、どのコマを見ても上半身がまったく前に突っこんでいないですよね。下半身から、下半身からというイメージを持って投げているのが分かります。

 テークバックのとき、左手のボールを隠すため([8])に右側の肩からお尻までしっかり壁が出来上がっています([7])。そのための右足の使い方も非常にうまいです。また・・・

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連続写真に見るプロのテクニック

連続写真に見るプロのテクニック

元プロの野球解説者が現役選手の打撃フォーム、投球フォームを連続写真をもとに解説。

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