週刊ベースボールONLINE

岩隈久志の連続写真に見るプロのテクニック

【連続写真】中日・根尾昂「もっと下半身が粘れたら低めの直球がさらに伸びる」

 



 個人的には、二刀流としても期待をしていい選手だと思います。今年は野手からいきなり投手となって“野手投げ”から適応できないのではなどと言われていましたが、そんなことはないです。下半身を使った素晴らしい投球フォームだと私は思います。

 まず[3]で右足に体重を乗せるために、一度ホームを見たあとに目線を切って「まずしっかりと立とう」という意識が強く感じられ、ここでバランスを整えようという考えで立っています。顔がホームへ向いたままだと、上体だけが突っ込んでいきそうなので、目線を切ってそれを抑えようとしています。

 真っすぐ立て、軸を感じたことを確認して、二段モーションのように左ヒザをもう一度軽く上げて勢いをつけています。そこから・・・

この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

まずは体験!登録後7日間無料

登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。

連続写真に見るプロのテクニック

連続写真に見るプロのテクニック

元プロの野球解説者が現役選手の打撃フォーム、投球フォームを連続写真をもとに解説。

関連情報

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング