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岩隈久志の連続写真に見るプロのテクニック

【連続写真】ヤクルト・清水昇「下半身の粘りと左腕の使い方でリリース時にしなりが生まれる」

 



 3年連続50試合以上に登板し、セットアッパーとしてヤクルトのリーグ2連覇に貢献した右腕です。私が見てきた中でも、素晴らしい投手の中の一人です。コントロールが非常に良く、見ていても安心できる投手。マウンドでは体が大きく見えますが、実際には180cmとそこまで大きくはないのが意外でした。

 この連続写真を見ても、本当にいい投球フォームだと思います。足を上げた[3]から[6]にかけ、お尻から出ていくヒップファーストをつくっている時間が非常に長いです。本当に我慢して我慢して、左足を出さずにお尻でホームを狙っていくような感じで投げていきます。このヒップファーストの形をキープして、じっくりと下半身の力をため込んでいく作業により、大きなパワーを引き出していっているなあ、と感じます。

 実際にヒップファーストが長いと・・・

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連続写真に見るプロのテクニック

連続写真に見るプロのテクニック

元プロの野球解説者が現役選手の打撃フォーム、投球フォームを連続写真をもとに解説。

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