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岩隈久志の連続写真に見るプロのテクニック

【連続写真】オリックス・吉田輝星「見た目はお手本になるフォーム。正しい腰の使い方ができればなお◎」

 



 投球フォームはきれいですし、学生さんにはマネしてほしい投手です。でも、なぜ勝てないんだろう、と常に思っていました。今回、連続写真で分析をさせてもらい、そこから見えてきた私なりの修正点がありました。

 スタートはノーワインドアップ。[1]から[5]まではアドバイスすることはまったくありません。まず[1]から真っすぐきれいに立っていますし、[4]では肩の位置が水平でかつ、左足にひねりを入れながらも、右足で真っすぐ立ち、左のお尻から落ちていく形ができています。ボールを持つ右手、グラブの高さもいい位置をキープしており、本当に素晴らしいです。

 少し違和感があるのが[6]です。できれば左足を降ろし始めたときでも、左のグラブは足を上げていたときのグラブの位置をキープしてほしいな、と思います。この高さからハンズセパレートしていくことで、真っすぐホームに向かって体重移動しながら投げていくことができるからです。

 [6]の影響もあるのか[7]のときに若干前かがみになり、[8]で姿勢を戻そうとし・・・

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連続写真に見るプロのテクニック

連続写真に見るプロのテクニック

元プロの野球解説者が現役選手の打撃フォーム、投球フォームを連続写真をもとに解説。

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