今年も抑えとしてすでに7セーブを挙げている右腕クローザーです。まだ本来の調子にはなっていないようですが、それでも打者を抑えられるだけのボールを投げられる要因が、投球フォームから垣間見られます。
まずは最初から最後までホームを見ており、制球力の安定につながっています。その中で[3]でしっかりと高く足を上げながら、真っすぐ立っています。この高さまで勢いよく上げられると、打者は迫力があり威圧感も覚えてしまいます。さらにこの段階で、お尻からホームに出ていこうという姿勢も見られます。
そのあとで[4]でヒップファーストになっており、下半身のパワーを絶対逃さないぞ、という意識がすごく強いです。それと同時に、グラブと右手が体の中に納まっていますので、上半身のパワーもため込んでいるのが分かります。
[5]でも左足の膝をやや内側に絞りながら体重移動を行っていきますが・・・
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