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篠塚和典の連続写真に見るプロのテクニック

【連続写真】ソフトバンク・栗原陵矢「強打者らしい力強いスイング わずかな余分な動きに改善の余地」

 



 2021年シーズンは全143試合に出場して打率.275、21本塁打、77打点をマーク。東京オリンピックの金メダル獲得にも貢献しました。この2シーズンはケガの影響もあって思うような成績を残せていませんが、今季もソフトバンクの強力打線にあって開幕スタメンに名を連ね、完全復活とさらなる飛躍が期待される強打者です。

 見るからに強打者らしい力強いスイングです。[3]にかけて右足を上げ、[4]からステップしていきます。[5][6]としっかり投手方向にグーっと向かっていく姿勢がいいですね。

 [6]で着地して[7]からスイングが始まりますが、[8][9][10]と後ろ足である左膝がグッと前を向いていき、しっかりと前方に押し込むことができています。この左膝の押し込みによって下半身の回転がさらに加速していき、上半身のスイングの鋭さへとつながっています・・・

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連続写真に見るプロのテクニック

連続写真に見るプロのテクニック

元プロの野球解説者が現役選手の打撃フォーム、投球フォームを連続写真をもとに解説。

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