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道具の流儀

DeNA・三浦大輔を支えるこだわり満載のスパイク&バット

 

通算172勝、DeNAの背番号「18」は使う道具にも手を抜かない。“ハマの番長”のこだわりが詰まった2アイテムを紹介しよう。


機能性と遊び心を兼ね備える“職人の魂”を宿したアイテム


 投手が使う道具と聞いて、まず思い浮かぶのがグラブではないだろうか。カラー、デザイン、ウェブのパターンなどに個性があふれる。では、投手の足元を支えるスパイクはどうだろう。イチローをはじめ野手のスパイクが注目されることはあっても、案外、投手のシューズにスポットが当たる機会は少ないのかもしれない。今回、紹介するDeNAの兼任コーチ、三浦大輔投手のスパイクはこだわりが満載、ベテランらしいノウハウと遊び心が詰まっている。

P革はアイデンティティーでもある「リーゼント」があしらわれる


反対側には「襟足」がデザインされ、芸が細かい


 最も大切にしているのがフィット感。足の大きさは右28.75センチ、左28.25センチと左右で微妙に異なる。アンバサダー契約を結ぶミズノに足型を取ってもらい、専用のスパイクが一から作られる。「過去に足首を故障したことがあるのでミドルカット。できるだけ軽くしたいのでサイドをメッシュにしています」とベテラン右腕は説明する。

「デザインで遊んでいる」と言うP革の両サイドには、リーゼントと襟足のデザインが入り“番長らしさ”を感じさせる・・・

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プロフェッショナルたち(選手、コーチ、スタッフ含む)のこだわりの道具、ギアをクローズアップ。

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