プロ入り1年目の春季キャンプから新たにチャレンジしたショートのポジション。序盤戦から不動のレギュラーとしてその座を守り抜いている。大いなる挑戦を支えていたのは、高校時代から愛用しているミズノのグラブだった。 取材・文=富田庸、写真=内田孝治、BBM 追求するのは軽さと機能性、新たなチャレンジを支えるずっと変わらぬ形状のグラブ
新調したのは2月。公式戦で使い始めたのは4月15日のソフトバンク戦だ
アマチュア時代にサードを守っていた選手が、プロに入ってショートに転向するというケースはあまりないはず。前後左右と守備範囲が広い上に、二塁手との連携も常に生じる、最も忙しいポジションだからだ。それに加えて、“内野の要”という役割も自ずとついてくる。そんなハードルの高い“職場”を、持ち前の身体能力と日々の努力でこなしているのがドラフト3位ルーキーの
茂木栄五郎だ。
まだ新しい革の匂いが漂ってきそうなこのグラブ。手元に届いたのは春季キャンプの途中だったという。
「キャンプのスタート時には大学時代のものを使っていましたけれど、今はこのグラブがメーンとなっています。公式戦で使い始めたのは、4月15日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)からですね」 現在、グラブは3つ所持しており、練習では古いものを使うこともある。その理由は・・・
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