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道具の流儀

中日・平田良介こだわりの“長距離砲仕様”バット

 

味方に歓喜を、敵に絶望を何度ももたらした宝刀は、誰もがうらやむナチュラルパワーの持ち主だからこそ使いこなせる唯一無二の武器だ。
取材・文=吉見淳司、写真=前島進、BBM


カラーと飛距離が特徴、力自慢の長距離砲仕様



 竜が誇るスラッガーの相棒は、チームでもひときわ鮮やかなカラーに彩られている。

 平田良介の代名詞でもあるオレンジバットが登場したのは2011年。前年までは「見た目がかっこいいし、打てそうな気がするから」という理由で入団時から真っ黒のバットを使い続けていたが、この年に規則が変更され、着色バットは木目が見えやすい色にしなければいけないと定められた。使用可能な色のサンプルを見ていたとき、すぐに目に止まったのが現在のオレンジだった。

「ドラゴンズの誰も使っていない色にしようと思っていました。一番派手だったし、明るい色が好きなので。もう、ひと目で『これだ』と思いましたね」

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