最大の武器をアシストしてくれる相棒だからこそ、譲れないものがある。投手から野手転向で育成選手となるも、50メートル走5秒7の俊足を武器に、昨季途中に支配下登録を勝ち取った。迎えた野手転向2年目の今季は、開幕一軍を手にすると代走や守備固めから好機を得て先発出場も増。“軽さ”を求めたスパイクが、飛躍に一役買っている。 取材・文=鶴田成秀 写真=佐藤真一 二ゴロでさえも、安打に変えていく。50メートル走5秒7の俊足を武器に開幕から一軍に定着。4月24日の
ソフトバンク戦(ヤフオクドーム)では、1点ビハインドの9回に代走で出場して二盗を成功し、逆転勝利を呼び込むなど“足”で存在感を示している。「足が売り」を自覚しているからこそ、昨季に右打ちからスイッチヒッターにも転向。それゆえ、当然、スパイクにもこだわりがある。
「とにかく“軽さ”です」
端的に話す22歳だが“軽さ”を求める理由が隠れているのが・・・
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