昨季は一軍定着でキャリアハイの86試合に出場した清水優心。正捕手奪取を期待された今シーズンは腰椎椎間板ヘルニアの手術で出遅れたが、現在は主戦捕手として存在感を放っている。そんな男のプレーを支えているのが、鮮やかな色合いも印象的なSSKのキャッチャーミット。随所にこだわりが詰まった“相棒”を紹介してもらった。 取材・文=松井進作 写真=高原由佳 プロ5年目を迎えた清水優心が、2019年シーズンに手にしなければいけないのが「正捕手」の称号だ。2015年の入団から英才教育を受けてきた背番号10に懸かる期待は大きく、4月下旬の一軍合流を誰よりも喜んだのが
栗山英樹監督だった。高校時代から定評のあったインサイドワーク、さらにキャッチングのうまさはチームのみならず球界でも評価が高い。バッテリーを組むピッチャーに安心感を与え、昨年からコンビを組んでエースに成長した
上沢直之からも絶大な信頼を寄せられている。
誰もが認める練習の虫であり、妥協を許さない姿勢も頼もしい。それは道具に対しても変わらない。プロ3年目の17年から使用しているSSKのキャッチャーミットにもこだわりが詰まっている。
ベースとなる形はSSKのアドバイザリースタッフを務めている
阪神・
梅野隆太郎と同じモデル。清水の実弟が同社に就職したことがきっかけで使うようになり、そこで手にした梅野モデルとのフィーリングが合った。「僕は結構革を気にするんですけど、SSKさんの革は・・・
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