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道具の流儀 2019

ヤクルト・古賀優大 ZETTのキャッチャーミット 深過ぎず小さめ、機能性重視の“武器”

 

中村悠平が正捕手として長く君臨する中、久々に現れた若手有望株だ。バッテリーを組むのは年上の投手ばかりだが、マスクをかぶれば年齢は関係ない。普段から密なコミュニケーションを欠かさず、それをリードに生かしている。投手や野手へ安心感をもたらすプレーを実現させているのが、このキャッチャーミットだ。
取材・文=富田庸 写真=高塩隆


 低迷するチームにとって、ラッキーボーイ的存在になるかもしれない。5月31日に今季初めて一軍登録されると、6月1日のDeNA戦(横浜)では途中出場でマスクをかぶった。そして2日の同カードでスタメン出場を果たす。この時点で、チームは泥沼の16連敗中。それでも古賀は臆することなく先発・原樹理の強気な投球を引き出し、連敗ストップに貢献してみせた。

「若い自分が何か新しい風を吹かせて、チームに勢いをつけられれば……。そう思って必死にプレーした結果です」

 そんな高卒3年目の若き捕手を支えているのが、ゼットのキャッチャーミットだ。意外にも、本格的な捕手転向は明徳義塾高進学後。中学時代、四国遠征の際に試合で1イニングだけマスクをかぶった。それを視察していた同校関係者が、捕手としての才能を見抜いたのがきっかけだ。以来、急速な進歩を見せて、3年後にプロへの道が開かれた。

 プロで戦う上で“武器”となるこのミット。その特徴を「ポケット部分は深過ぎず、大きさは・・・

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