一流プレーヤーが実際に試合で使っているこだわりの道具を解説する「道具の流儀」が2年ぶりに帰ってきた。連載第1回はDeNAの三塁手、宮崎敏郎の内野手用グラブだ。球界随一のバットさばきのみならず、安定した守備でチームに貢献、2018年にはゴールデン・グラブを獲得した名手が語る。 取材・文=滝川和臣 写真=高野 徹、BBM 2017年にレギュラーに定着すると、不動の三塁手として屋台骨となりチームを支えてきた宮崎敏郎。過去には首位打者にも輝いた卓越したバットコントロールが光るが、守備でも18年にゴールデン・グラブを獲得。派手なプレーはないが、確実性のある内野守備は球界トップクラスだ。その宮崎が使っているのがミズノの内野手用グラブ。「小さいころからずっとミズノを使っています。革の質感、フィット感がいいんです」。18年にはブランドアンバサダー契約を結んだ。現在のグラブはかなり使い込まれている。聞けば、14年シーズンから試合で使い始め、今年で9シーズン目になると言う。
大きめなサイズ、革紐がたくさん編み込まれたネット型のウェブが目を引くグラブは・・・
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