楽天が8月4日の
日本ハム戦[札幌ドーム]で珍しい記録を作りましたね。5回に1イニング7二塁打のプロ野球新記録。うち4本は連続で、こちらはパ・リーグタイ記録。そして、この試合の11二塁打はプロ野球タイ記録。二塁打を打った打者は計8人。
オレは、4日時点で2位に7ゲーム差をつけて首位を走る楽天の強さの秘密が分かったような気がしましたね。
オレがここで何度か書いてきたように、バッターは、会心の二塁打を打つことが最高の快感なのです。オレは2年目に二番を打たされましたが、とにかくこの打順は、ランナーをどうやって先に進めるか、これが一番大事な仕事です。オレはバントがもともと得意だったから(何しろ、あの飛田穂洲先生から、グリップエンドでのバントを教わってるぐらいですから)、送りバントは難なくこなせた。でも、犠打じゃアウトを1個献上するワケだから、あまり面白くない。で、オレは右打ちの技を懸命に磨いたワケです。
一塁走者の
高倉照幸としめし合わせてのエンドラン。ただ、この右打ち、時々一塁線ギリギリに抜けたり、ライトの頭を越えてしまうことがある。これが二塁打になる。そりゃあ、シングルよりダブルを打つ方が快感ですよ。で、意識的に、一塁線を抜いたり、一塁の頭を越えてラインの内側に落とす打球を打ちたい、となった。この技術は、2年目のうちにかなり進歩しました。
あのディマジオも言った。「二塁打を打て。ホームランはいらない」と
そうするとね・・・
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