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中日 大野雄大投手・中心選手の自覚を見せる

 



 3年連続2ケタ勝利で手にした初の開幕投手。侍ジャパンの常連メンバー・大野雄大が新選手会長としてチームを引っ張る。

 取り組んだのはチーム改革。和田や川上が引退、退団し、谷繁監督が専任監督となった。“大御所”が抜けた。声を出すように呼び掛け、目に見えない閉鎖的空気の打開を狙った。

 ドラフト1位で夏の甲子園のV左腕・小笠原も入団。新人合同自主トレでは、「ルーキーがいないところで、陰口を言うのだけは絶対にやめてください」と呼び掛けた。沖縄キャンプでも時間を見つけては金の卵に声を掛けた。

「新人はチーム内のルールを知らなくて当然ですから。知らないことを怒るのは理不尽。イチから伝えればいいんです」と説明する。

 個人の目標としては何かひとつでもタイトルがほしい。勝ち星、勝率。ゆくゆくは沢村賞にだって輝いてみたい。昨季は両リーグトップのイニング数を稼いだ。初のタイトルを手にする可能性は十分にある。

 谷繁監督も背番号22に「やるべきことは分かっているでしょう」と信頼を置いている。オフはアメリカ・アリゾナで自主トレし、沖縄キャンプでは初めてのスロー調整に取り組んだ。すべては、1年間を通してフル回転するためだ。

「チームの雰囲気が良くなって、自分も結果を残せば順位が変わります」

 獅子奮迅の活躍で4年ぶりAクラスを手に入れる。
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