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DeNA 倉本寿彦内野手・ゴールデン・グラブ賞も狙える遊撃手

 



「打撃は期待以上。彼の守備で勝てている試合がある。ゴールデン・グラブ賞に一番近い選手」とラミレス監督が絶賛するのもうなずける。序盤戦MVPは5月17日の試合を終えてリーグ3位の打率.340をマークし、失策0の正遊撃手、倉本寿彦だ。

 ラミレス監督は「遊撃手に打撃力は期待しない」と公言し、守備力を評価して開幕から起用したが、2年目の25歳は打撃でも存在感を発揮した。5月12日の中日戦(横浜)では延長10回にプロ初のサヨナラ打を放ち「まさかこんな舞台に立てるとは」と感無量の表情。5月17日の巨人戦(山形)では1対1の6回一死一、三塁で戸柱の一ゴロで三塁から本塁へ突入した。タイミングはアウトだったが、華麗な体さばきで捕手の小林誠のタッチをかいくぐり、勝ち越し点をもぎとった。

 早いカウントでの打撃を徹底させるラミレス体制にはまった。倉本は「早く打ちたいタイプだし、監督にも早打ちOKと言われている。それがいい方向にいっている」と自認する。17日まででファーストストライクをとらえたケースは49打数23安打で打率.469。指揮官は「積極的で、ストライクゾーンで力強いスイングができている」と評価した。また、精神面でも新監督の影響は大きい。

「監督は負けが続いているときも常に『新たな気持ちで』と言い続けてくれる。プラス思考でやりやすい」と充実の時を過ごす倉本。初の球宴出場も現実味を帯びてきている。

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