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楽天 フェルナンド外野手・経験を携え試練の3年目へ

 



 自慢のパワーで存在感を見せ始めている。ブラジル生まれの日本育ち。2年目を終えたルシアノ・フェルナンドは「来年は3年目で、どんどんチャンスも少なくなる。何とか一軍に定着できるように、レベルアップしていきたい」。ファームでは74試合に出場し打率.287、14本塁打、41打点。チームの本塁打王に輝いた。

 打撃の成長を感じさせるシーズンだった。ファームでは一時的にノーステップ打法に取り組み、体が突っ込む悪癖を修正。「突っ込まなくなってボールがしっかり見える。打ちにいった中で、待てるようになった」。間が取れることで、タイミングも取れるようになった。ファームでは出場した最後の4試合で5本塁打。手応えをつかんでシーズンを終えた。

 新たな経験も積んだ。9月下旬、ブラジル代表としてWBC予選に参加。出場機会が限られる中、4打数3安打1打点、1四球と結果を残してきた。チームは惜しくも敗退したが「身体能力はすごいけど、センスでやってる選手も多い。細かいことが分かっていなかったり、やっぱり野球は日本が世界一だと思いました」。日々の取り組みの正しさを、あらためて実感した。

 一軍最後の2試合はスタメン出場。「しっかり狙い球を絞ること。早いカウントでボールを振ったり、何でも打ちにいくと絶対に打てない」と課題も見つかった。プロ3年目の来季、成長した打撃に国際経験も加え、助っ人勢ひしめく外野の一角を奪いにいく。
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