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楽天・島内宏明外野手 大きな目標に向けて/新年の誓い

 

「7番」への思いを口にした島内


 胸を張って、レギュラーと言える数字を残した。島内宏明は2017年、143試合に出場し打率.265、14本塁打、47打点の成績。全試合出場、規定打席到達、2ケタ本塁打がいずれも自身初と、大きく躍進するシーズンとなり、「初めて規定打席に届きましたし、全試合に出たことは誇れると思います」と胸を張った。

 レギュラーの座を不動のものにするため、立ち止まるつもりはない。課題に挙げたのはスタミナ不足。「体調も崩しましたし、整っていればもっと良い成績を残せた。しんどかったですね。ホームランを20本打って、全試合に出たい」。より高い数字を求めて、オフも自分を追い込んでいく。

 新たなことにも挑戦する。12月には愛媛を訪れ、安楽とともに初動負荷トレーニングに初挑戦。イチローが取り組んだことでも有名なトレーニングで、筋力アップと同時に柔軟性アップを狙っている。さらに1月には、銀次らの合同自主トレに初参加。「体が硬いので、柔らかくなったらいろいろな面で良くなると思う。(銀次らとの自主トレでは)いろいろな面で吸収できたら」と狙いを語った。

 大きな目標がある。今オフの契約更改では、ある2ケタ番号への変更も打診されたが断った。「来年もっと活躍して、もっといい番号を着けられるようにしたい。稼頭央さんもいないですし、いずれは7番を背負いたい」。山崎武司松井稼頭央(現西武)が背負ってきた球団を象徴する背番号を目指して、18年シーズンに挑む。

写真=桜井ひとし
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