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ヤクルト・宮本丈 攻守で示した資質の高さ/来季こそ主力に

 

2年目は定位置奪取を目指す


 充実の1年目から、飛躍の2年目へ。宮本丈はルーキーイヤーだった今季、26試合に出場し打率.220、0本塁打、6打点。結果を見る限りでは満足のいく数字ではないが、躍進したチームの中で存在感を示した。

 8月18日の阪神戦(神宮)に「七番・三塁」でプロ初の先発出場。4回一死一塁の場面で、プロ初安打となる右前打を放った。さらに、先発出場5試合目となった同25日のDeNA戦(神宮)。3回無死満塁で打席が回るとしぶとく中前に運び、プロ初適時打&打点を記録し「本当にうれしいです。結果的にヒットになってくれてよかった」。2安打2打点と活躍し、コンディション不良で離脱中だった川端慎吾の穴を埋めた。

 昨年のドラフトでヤクルトから6位指名を受け、奈良学園大から入団。履正社高出身で山田哲人の後輩にあたり、巧みなバットコントロールと高い守備力を評価され、プロの世界に飛び込んできた。小学時代に空手で全国大会優勝を果たすなど運動神経は抜群。メジャー・リーグ、エンゼルスの大谷翔平と同じく、両ヒジを胸の前で合わせられるほどの柔軟性を持っている。

 9月25日の中日戦(ナゴヤドーム)では、延長10回二死満塁から左前へ2点適時打。小川淳司監督が思わず「新人ながら頼もしい」とたたえるほどだった。内野は二塁に山田哲人、三塁には川端慎吾、遊撃に今季138試合に出場した西浦直亨らがいるが、宮本も素質では負けていない。今季の経験を生かし、来季こそは定位置奪取を狙う。

写真=BBM

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