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楽天・近藤弘樹 2年目に懸けるドライチ右腕/増した責任感

 

潜在能力を発揮できるか


 結局、プロ初勝利を挙げることもできなかった。ドラフト1位で入団しながら1年目未勝利に終わった近藤弘樹は、強い思いを胸に2年目へのスタートを切っている。「思うとおりにはいかなかった。甘くなかったですね」と振り返った1年目。9試合の登板で0勝2敗、防御率6.83と、結果としては厳しい数字が残った。

 それでも、片りんをのぞかせた1年ではあった。186センチ、96キロと恵まれた体格から投げ込む直球は威力十分。「チームに貢献できなかったので、先発でも中継ぎでも、来季はチームの勝利に貢献したい。1年目はお試しで上げてもらった部分もあったと思う。2年目は実力で貢献できるように頑張りたい」と思いを語った。

 大きな経験もしてきた。10月にコロンビアで行われた「U−23ワールドカップ」に出場。決勝でも先発して8回無失点と好投するなど、日本の準優勝に貢献した。「国際大会は初めてで、決勝でも投げることになってプレッシャーはありました。でも、自信になりましたね」。直球に加え、フォークにも手応えがあった。来季へつながる侍デビューだった。

 秋季キャンプでは、体力強化と並行してフォームの見直しも行っている。「1年間戦える体をつくることと、フォームの見直し。マイナーチェンジというか、開きが早いので、そこを修正して安定させたい」。今年1月に亡くなった星野副会長、最後のドラフト1位。大きな期待に応えるためにも、2年目を飛躍のシーズンにする。

写真=BBM

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