目指す位置は先発ローテだ
一家の大黒柱として、責任感は増している。今季3年目を迎える右腕・
星知弥が2018年12月8日、東京都内のホテルで、同年1月に結婚した夫人・舞さんと挙式、披露宴を行った。
「(夫人には)普段から僕のことを支えてもらって感謝しかないです。ヒジの状態も良くなっていますし、しっかり活躍して養っていけるようにしたいです」
愛妻のためにも、完全復活を目指す。星はルーキーイヤーだった17年10月に、疲労骨折をしていた右ヒジの手術を受けた。オフシーズンはリハビリに専念。開幕には間に合わなかったが、7月4日の
広島戦(マツダ広島)でリリーフとして306日ぶりに一軍に復帰した。シーズン終盤からは再び先発に転向。同9月13日の
巨人戦(東京ドーム)では6回2安打1失点と好投し、チームの勝利に貢献した。
「(夫人が)いてくれたおかげで、頑張ることができました」。リハビリ期間中も献身的に支えてくれたのが、舞さんだった。明大時代に交際がスタートし、自身のことを常にサポートしてくれた愛妻。右ヒジの状態が上がらない中でも、いろいろな方向から野球を考えるように助言されたおかげで、前を向くことができたという。
18年は手術明けということもあり、18試合で2勝0敗、防御率4.02。「先発にこだわって、しっかり1年間投げ切りたい」と先発で勝負するつもりだ。愛妻の支えを受けながら、将来的には
ヤクルトの大黒柱を目指す。
写真=BBM